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ネフローゼ&クライミング&カングーの記録

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2007年 01月 05日

任侠道初め

あけましておめでとうございます。今年もいろんな岩場やジムで遊んでやってください。

1月4日、今年の初クライミング、I崎さんと二子に向かう。
晴天の二子は風もなくあたたかで今シーズンの中では壁の状態はいい。
最大の敵、正月を800g増で乗り切り、前日もジムで軽めに登って体調は万全。今日こそ”R”のチャンス!のはず・・・

1便目が最大パフォーマンスがでるので、悪魔とノースマウンテン下部で慎重にアップする。
十分日が当たって岩があったまった13:00過ぎ、1便目を出す。

前日のジムの疲労を若干感じるものの、下部の状態も良くあまり息が上がらずにレストポイントに入る。
核心下部のムーブもスムーズにこなすことができ、クリップ。
ところがこのクリップから一気に疲労の蓄積を感じる。このままムーブを続けるが、最後の核心の右手アンダーを保持しながらも足を上げることが出来ずに力尽きた。

2便目も同様に狙っていくが、同じ所でフォール。やはり今のままでは上部核心を越えることが出来ない。
下部核心を余裕をもってこなし、上部核心はあとは「気合!」と思っていたが、それではダメなよう…(気付くのが遅すぎ?)

改めてムーブを探る。
まず、核心の中のクリップ。今まで左足の乗り込みだけでクリップしていたところを、右足の小さなスタンスを見つけ、両足を置いてクリップすることにした。これで若干クリップ時の右手にかかる負荷を減らせる気がする。
続いて、最後の核心の右手アンダーの手前の左手ホールド。これはややアンダー気味に持つといいとH野さんに教えて頂きました。確かに時々親指が利いてがっちり持てる時があるのだが、どう持った時にそうなるのか分からなかった。これが正にアンダー気味に持ったときのことだったのだ!
3つ目は、次の右手アンダー。人差し指と中指・薬指を分け持ちするのだが、人差し指は添えてるだけだった。この人差し指をしっかり効かせることにより、安定度が格段に向上した。

3便目、これらを意識することで、ヨレヨレなのに核心上部のあんなにパワー全開だったムーブがだいぶ楽に感じられた。

初めて任侠道のルート全てのムーブがイメージ出来るようになった。いやー長かった。(まだ登ってないゾ・・・)

あとは、本当に岩のコンディションと自分のコンディション待ちという状態になってきた。
今週末はまた、大雨になるらしい…。岩のコンディションは悪くなってしまうと思うけど、またいい日が来るはず。あきらめずにガンバル!

by frogerT | 2007-01-05 00:46 | 二子山


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